授業テーマ
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そもそも人間の心の認識とは何か?その科学的認識とはどのようなものか?この授業では、心が歴史的にどのように認識され、そして心理学に発展したかをまず、考える。次に、学問としての心理学が何を理解しようとしてきたのかを、各学派の形成とその主張をみていくことで、理解する。
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授業のねらい・到達目標
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心理学は当然のことながら、西洋で生まれ発展した。そこには東洋の認識とは自ずと異なる側面を持つ。現在の日本の心理学は、それらの融合によって成り立っているものの、それがどのように成り立っているのかは、個別の研究からは理解しがたい。そこで、この授業では、心理学の形成の流れや、心理学的認識の性質を巨視的な視点から理解することを試みる。そして、心を科学的に理解することの意味を探る。
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授業の方法
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講義形式の授業である。学生諸君には多くの参考書を示すので、それらをぜひ、読んでほしい。
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授業計画
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1
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なぜ原論が必要なのか?
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2
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東洋の心、西洋の心
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3
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Physicalists 心理学の魁となった人々 Mesmer, Gall, Muller, Weber, Helmholts, Fechner
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4
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WundtとJames
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5
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フロイトの心理学
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6
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行動主義心理学
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7
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ゲシタルト心理学
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8
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人格心理学
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9
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発達心理学
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10
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社会心理学
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11
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知覚心理学
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12
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動機付け心理学
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13
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認知心理学
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14
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理解到達度チェック
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15
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現代の心理学
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その他
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成績評価の方法 及び基準
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試験(80%)
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レポート(20%)
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オフィスアワー
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初回の授業で示す
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