科目名  代数学1(含演習)
          代数学1(含演習)
  
3 単位  
 
 
3 年  
前期 
選択 
教員名  松浦 豊  
授業テーマ
続群論(もう少し群論) 
授業のねらい・到達目標
代数学序論で学んだ群論を, さらに進めることにより群の構造がより「立体的」あるいは具体的に理解できる
ようになることを目標とする.  
授業の方法
講義を主とし, 演習問題を解くことにより, その理解を深める. 
履修条件
代数学序論 2 を履修していることが望ましい.  
事前学習・授業計画コメント
授業の前にテキストを読んでおく(目を通しておく)ことを心がけるようにして下さい.
中間テストを行います. 時期についてはその 1, 2 週間前に伝えます.  
授業計画
1
群について, 基礎事項の確認と復習 (1) (定義等) 
2
群について, 基礎事項の確認と復習(2)(剰余群, 準同型定理) 
3
群の直積分解 
4
有限アーベル群とその直積分解 
5
有限アーベル群の指標群(双対定理) 
6
加群の直和 
7
有限生成アーベル群(アーベル群の基本定理) 
8
置換群(群の作用) 
9
p-群, シローの定理 
10
可解群, ベキ零群 
11
組成列  
12
ジョルダン・ヘルダーの定理 
13
テスト 
14
回転群, 順列計算への応用 
15
テスト問題の解説と補足・展望 
その他
教科書
国吉秀夫(著), 高橋豊文〈改訂)  『群論入門[新訂版] (サイエンスライブラリ理工系の数学 =8)』  サイエンス社  2001年
代数学序論2(含演習)で使った教科書を引き続き用います.  
参考書
随時紹介する 
成績評価の方法
及び基準
試験(35%) 、 平常点(20%) 、 レポート(10%) 、 授業内テスト(35%)
コメント[復習をすることがとても重要です. 授業中に質問することで, 復習をしているか否かを確認します. ]
オフィスアワー
授業中に伝えます.