科目名  複素解析学2(含演習)
          複素解析学2(含演習)
  
3 単位  
 
 
3 年  
後期 
選択必修 
教員名  田村 純一  
授業テーマ
複素関数論の庭園 
授業のねらい・到達目標
解析関数と呼ばれる複素変数の関数の理論を学ぶ.複素解析学は古典数学の中でも,とりわけ美しい理論体系をなし,古典数学の花園にたとえられる.その美しさを愛でながら,応用面での有用性を学習する. 
授業の方法
講義と演習からなる.下記の教科書に一部を核とし,他の話題を補足しつつ授業を進める.なるべく毎回、必ずしも講義内容にとらわれない10分程度の自由な質問の時間を(質問タイム)を設け、楽しい授業となるようにしたい。 
履修条件
なし 
授業計画
1
テイラー展開 
2
正則関数の零点 
3
リウヴィルの定理,最大値の原理 
4
ローラン展開 
5
孤立特異点 
6
無限遠点の導入 
7
一次分数変換 
8
留数 
9
留数の計算 
10
定積分の計算への応用 1 
11
定積分の計算への応用 2 
12
初等関数と等角写像 
13
リーマン面 
14
特別演習1 
15
特別演習2 
その他
教科書
藤本惇夫  『複素解析学概説』  培風館
 
参考書
必要に応じ,授業中に指示する 
成績評価の方法
及び基準
平常点(10%) 、 授業内テスト(50%) 、 演習(40%)
コメント[授業中に筆記試験を行う。質問タイムにおける活発さ、独創性などを評価し平常点として加味する。]
オフィスアワー
曜日、時間、場所は開講時に伝える 
備考
初回から休まず出席することを諸君に要望する.多変数の微分積分学の知識を前提とする