授業計画
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1
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グラフ理論への興味を持ってもらうため、パズルを2題ほど出題し、グラフを用いてそれらを解いてみる。
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2
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グラフの定義と基本的な用語を学ぶ。頂点、辺、同形といった概念を学習する。
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3
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近傍と次数の概念を学ぶ。また握手定理とその証明を学ぶ。
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4
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完全グラフ、2部グラフなど特殊なグラフの定義とそれらの性質を学ぶ。また2つ以上のグラフから1つのグラフを作り出す演算操作もいくつか学ぶ。
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5
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道、閉路といった概念を学ぶ。またグラフの連結性の概念を学習し、連結グラフの性質を調べる。
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6
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グラフの最短路問題と、その解法であるダイクストラ法を学ぶ。実際の例題を解くことで理解を深めたい。
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7
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グラフの連結度、辺連結度の概念を学ぶ。特に連結度、辺連結度、最小次数に関する不等式を学習する。
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8
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木の定義を学び、その性質を調べる。また連結グラフの全域木の性質を調べる。
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9
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探索木の概念を学び、深さ優先探索のアルゴリズムを学ぶ。
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10
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ネットワークフローを学ぶ。ネットワークの定義から入り、ネットワークの最大流と最小カットの定義を学習し、それらの性質を調べる。
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11
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最大流、最小カットを求めるアルゴリズムを学ぶ。例題を自ら解くことによって理解を深めるようにしたい。
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12
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グラフの平面性の概念を学び、オイラーの公式を学習する。
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13
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グラフの彩色を学ぶ。Brooks の定理とその証明に現れる彩色アルゴリズムの理解を目指す。
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14
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グラフの辺彩色を学ぶ。Vizing の定理とその証明に現れるアルゴリズムの理解を目指す。
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15
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これまで学んできたことの復習と補足を行う。
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