科目名   ニュートリノと原子核
          ニュートリノと原子核
  
2 単位  
 
 
4 年  
後期 
選択 
教員名  鈴木 俊夫 
授業テーマ
ニュートリノの性質と検出   
授業のねらい・到達目標
ニュートリノの基本的な性質、相互作用の特質を理解すると共に、星や超新星内部での原子核反応の過程によって太陽ニュートリノや超新星ニュートリノの放出・検出がどのように理解できるかを解説する。また、ニュートリノ混合の性質やニュートリノの質量がニュートリノ‐原子核反応によってどのように解明され得るかについて解説する。   
授業の方法
基本的な事項を講義により解説する。 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
毎回、復習60分行うこと。 
授業計画
1
中性微子仮設とニュートリノの発見    
2
ニュートリノの質量、種類(世代)  
3
弱相互作用の性質と理論  
4
標準模型  
5
ディラックおよびマヨラナニュートリノ   
6
星での元素合成と太陽ニュートリノ  
7
超新星ニュートリノ 
8
ニュートリノ混合とニュートリノ振動:2世代 
9
ニュートリノ振動の検出:ニュートリノの質量と混合角  
10
ニュートリノ混合とニュートリノ振動:3世代 
11
物質中でのニュートリノ振動 
12
ディラック方程式、局所ゲージ不変性とゲージ場 
13
電弱標準理論(ワインバーグ・サラム理論)入門 
14
ニュートリノ‐原子核反応  
15
総括 
その他
教科書
なし 
参考書
授業中に指示する 
成績評価の方法
及び基準
平常点(70%) 、 授業参画度(30%)
オフィスアワー
月曜午後6時~7時 8号館A209室