科目名  力学２
          量子化学入門II  
2 単位  
 
 
2 年  
後期 
必修 
教員名  石田　浩 
授業テーマ
ニュートン力学の基礎を学ぶ 
授業のねらい・到達目標
ミクロの分子から星まで，物体の運動は，ニュートンの運動方程式「F=ma」で記述される。この式の意味を理解して，自由に扱えるようにすることが，この授業の目的である。後期の力学２では，多数の質点からなる質点系，剛体の運動を扱い，運動量や角運動量などの概念を学ぶ。 
授業の方法
通常の講義形式で行うが，内容の理解を深めるため演習を行う。 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
予習，課題レポート作成のため1時間程度の事前学習をすることが望ましい。 
授業計画
1
ベクトルの復習 
2
角運動量 
3
惑星の運動とケプラーの法則 
4
並進運動座標系と回転座標系 
5
見かけの力，遠心力とコリオリ力 
6
課題と問題演習(1) 
7
質点系と重心 
8
質点系のニュートン運動方程式と運動量保存 
9
２体問題 
10
剛体の慣性モーメント 
11
剛体の運動１ 
12
剛体の運動２ 
13
授業内試験と解説 
14
課題と問題演習(2) 
15
授業内容の整理と補足 
その他
教科書
『新・基礎　力学 （永田一清）』  サイエンス社  2005年
ISBN4-7819-1097-1
図版も多くわかりやすい本です。演習問題も豊富なので，講義の復習，予習に役立ててください。 
参考書
 高橋正雄  『基礎と演習　理工系の力学』  共立出版
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(20%) 、 授業内テスト(50%) 、 授業参画度(30%)
コメント[授業内テストの点数と授業参画度をもとに成績をつける。そのため、毎回、出席をとる。]
オフィスアワー
 授業終了後，または随時アポイントをとる。場所は8A108研究室。 
備考
本科目は「物理生命システム科学科」のみの学科専門科目である。「物理学科」にも同一名称の科目があるが，本科目は「物理学科」の学科専門科目にはならないので注意すること。