授業テーマ
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無期固体材料の基礎とエネルギー貯蔵・変換デバイスへの応用
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授業のねらい・到達目標
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燃料電池に代表されるエネルギー貯蔵・変換デバイスにおいて無機固体材料は重要な役割を担っている。本講義では、無機固体材料とその電気化学的機能を理解する上で不可欠な概念や評価手法を述べた上で、代表的デバイスにおける位置付けと機能発現の仕組みを解説する。また、最近の開発動向や今後の研究課題についても紹介する。
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授業の方法
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板書、プリントおよびパワーポイントファイルを中心とした講義形式で行なう。
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履修条件
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なし
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授業計画
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1
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序-固体材料とエネルギー変換化学
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2
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固体化学の基礎(1)結晶格子と対称性
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3
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固体化学の基礎(2)結晶構造
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4
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固体化学の基礎(3)結晶構造と化学結合
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5
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結晶構造解析(1)対称性による分類
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6
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結晶構造解析(2)空間群を用いた描画
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7
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結晶構造解析(3)解析手法の実際
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8
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電気伝導特性(1)量子数と真性半導体のバンド構造
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9
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電気伝導特性(2)不純物半導体の導電機構
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10
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電気伝導特性(3)イオン伝導、電子伝導の測定方法
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11
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電気伝導特性(4)欠陥化学の基礎
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12
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固体の反応速度論
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13
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燃料電池
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14
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燃料電池用固体材料
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15
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最近のトピックスと将来展望
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その他
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教科書
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使用せず
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参考書
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講義中に紹介する
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成績評価の方法 及び基準
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試験(30%)
、
平常点(40%)
、
レポート(30%)
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