授業テーマ
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反応速度論、化学平衡、固体表面
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授業のねらい・到達目標
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物理化学には量子化学、分光学、化学熱力学、固体化学、化学反応学等重要な分野が多数ある。なぜ化学反応が起こるかは化学熱力学の問題である。どのように化学反応が進行するかは反応速度論の問題である。ここでは化学反応の基本である反応速度を中心に講義する。
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授業の方法
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化学反応速度、反応機構など基礎的事項を講義し、理解を含める演習も加える。
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履修条件
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なし
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授業計画
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1
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SI(国際単位)について
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2
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反応速度の定義および測定法
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3
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一次反応の速度式
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4
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二次反応の速度式
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5
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一般的な反応次数の決定法
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6
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例題解説、演習
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7
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反応機構と素反応
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8
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化学平衡、反応速度の温度依存性
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9
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定常状態近似
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10
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連鎖反応、爆発反応、振動反応
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11
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酸ー塩基触媒、酵素触媒
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12
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固体表面、界面触媒
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13
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反応速度理論
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14
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光化学反応と電気化学反応
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15
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定期試験
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その他
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教科書
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アトキンス(千原秀昭、中村亘男)
『アトキンス物理化学(下)』
東京化学同人
2001年
第6版
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参考書
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ムーア(細谷治夫・湯田坂雅子訳)
『ムーア基礎物理化学(上、下)』
東京化学同人
1985年
第1版
David W. Ball(阿竹徹、田中一義他4名訳)
『ボール物理化学(下)』
化学同人
2005年
第1版
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成績評価の方法 及び基準
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試験(70%)
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授業内テスト(20%)
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授業参画度(10%)
コメント[理解度を調べる授業内小テスト2回と定期試験の成績結果から総合的に評価する。出席状況も考慮する。]
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オフィスアワー
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随時、ただしアポイントメントを取ること。
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備考
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授業への出席と復習が重要である。
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