科目名  無機・分析化学実験(含演習)
          
  
2 単位  
 
 
2 年  
半期 
必修 
教員名  大川 眞一郎・本波 裕美/橋本 伸哉・菅原 正雄 
授業テーマ
銅、鉄の百面相 水と鉱石の分析  
授業のねらい・到達目標
この科目では、無機物質の本質を理解することと、分析実験でその基礎的な操作や技術を修得する。 
授業の方法
30名弱の少人数教育とし、3時限連続の授業として実験を行う。実験中にはノートの記入法を指導し、更に実験終了後、その結果をレポートにまとめて提出する。 
履修条件
学科で定める単位を取得していること 
授業計画
1
ピペットの検度(体積の補正)
水道水の硬度測定(Mg,Ca) 
2
鉱石の分析 鉱石の分析
        鉄と硫黄の分離 
3
鉱石の分析 酸化還元滴定による鉄の定量 (過マンガン酸カリウムの標定) 
4
鉱石の分析 鉄の定量(容量分析) 
5
鉱石の分析 重量法による硫黄の定量 
6
電気伝導度滴定(強酸,弱酸の混合物) 
7
イオン選択性電極を用いる膜電位の測定(Caの定量) 
8
トリオクサラト鉄(Ⅲ)酸カリウムの合成 
9
トリオクサラト鉄(Ⅲ)酸カリウムの化学的性質 
10
硫酸銅(Ⅱ)の合成 
11
硫酸銅(Ⅱ)中の結晶水の測定 
12
ヘキサアンミンコバルト(Ⅲ)塩化物の合成 
13
ヘキサアンミンコバルト(Ⅲ)塩化物中のコバルトの定量 
14
ヘキサアンミンコバルト(Ⅲ)塩化物中の塩素の定量 
15
まとめ・補足説明 
その他
教科書
日本大学文理学部化学科編  『大学基礎・専門課程の化学実験マニュアル』  共立出版
飯田・渋川・菅原・鈴鹿・宮入編  『イラストで見る化学実験の基礎知識』  丸善
 
参考書
日本化学会編  『新実験化学講座』  丸善
高木誠司  『定量分析の実験と計算2』  共立出版
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(20%) 、 レポート(30%) 、 授業内テスト(30%) 、 授業参画度(20%)
オフィスアワー
授業時間内に対応する