科目名  触媒化学
          
  
2 単位  
 
 
3 年  
後期 
選択必修 
教員名  山岸 敬道 
授業テーマ
触媒の機能と役割 
授業のねらい・到達目標
触媒は化学物質やエネルギーを生み出す物質変換の制御に広く用いられる。
学生は触媒に関する基本的知識と概念を学び,反応活性化の機構を理解するようになる 
授業の方法
毎回プリントを配布し板書して講義を行う。 
履修条件
有機化学、無機化学を履修のこと 
事前学習・授業計画コメント
錯体における結合について復習しておくこと
授業終了時に与える課題についてレポートを作成し次回授業にに提出することを複数回行う 
授業計画
1
触媒とは(機能と触媒の種類)、触媒反応の歴史 
2
無機化合物・金属錯体の構造 
3
金属と基質間の相互作用  配位の効果、吸着の効果、金属-炭素結合の強さ 
4
錯体触媒における素反応1 酸化的付加、還元的脱離 
5
錯体触媒における素反応2 挿入反応、ベータ脱離 
6
素反応ステップの制御1 
7
素反応ステップの制御2 
8
工業的触媒反応 
9
新規触媒反応 C-H結合活性化、クロスカップリング、オレフィンメタセシス
 
10
酸触媒の作用 
11
有機触媒の作用 
12
反応中間体の検出と触媒反応機構 
13
不斉合成触媒 不斉誘導のメカニズム  
14
今後の触媒 
15
試験 
その他
教科書
なし 
参考書
特に指定しない 
成績評価の方法
及び基準
試験(80%) 、 レポート(20%)
オフィスアワー
授業終了後講師室において30分程度