科目名  天然有機化学特論
          
  
2 単位  
 
 
4 年  
前期 
選択 
教員名  藤本 康雄 
授業テーマ
天然有機化合物の分離・精製法、構造決定法、合成法および生理活性について学習する。 
授業のねらい・到達目標
植物、動物、微生物等の生理活性物質について学習することにより、天然物化学に対する理解を深めてもらいたい。
到達目標:天然物関係の最新の学術雑誌を読んで理解できる学力を習得する。 
授業の方法
プリントを配布して講義する。
天然物関連の英文学術雑誌を輪読する。 
事前学習・授業計画コメント
有機化学1〜4を復習しておく事が望ましい。
天然物化学研究の基礎知識と最近の学術論文の解説 
授業計画
1
講義の概要、天然生理活性物質の医薬品開発への応用 
2
天然有機化合物の生合成 
3
天然有機化合物の構造決定法(1):質量分析、紫外線吸収スペクトル、赤外線吸収スペクトル、核磁       気共鳴スペクトルによる化学構造の決定
学術雑誌の輪読           
4
天然有機化合物の構造決定法(2):質量分析、紫外線吸収スペクトル、赤外線吸収スペクトル、核磁気共鳴スペクトルによる化学構造の決定
学術雑誌の輪読           
5
天然有機化合物の合成法
学術雑誌の輪読 
6
糖の化学
学術雑誌の輪読 
7
芳香族化合物(1):リグナン、フラボン等
学術雑誌の輪読 
8
芳香族化合物(2):クマリン、カテキン、アントシアニン等
学術雑誌の輪読 
9
脂肪族化合物(1):脂肪酸、モノテルペン
学術雑誌の輪読 
10
脂肪族化合物(2):セスキテルペン、ジテルペン、トリテルペン
学術雑誌の輪読 
11
植物ステロイドと動物ステロイド 
12
マイコトキシン
学術雑誌の輪読 
13
海洋天然物
学術雑誌の輪読 
14
アルカロイド
学術雑誌の輪読 
15
試験 
その他
成績評価の方法
及び基準
試験(50%) 、 平常点(30%) 、 授業参画度(20%)
オフィスアワー
講義前または講義終了後、30分、522室