科目名  経済学1
          経済学1
  
2 単位  
 
 
1~4 年  
前期 
選択 
教員名  大塚 友美 
授業テーマ
 人間の経済活動の本質を読み解く。 
授業のねらい・到達目標
 生物である“ヒト”と万物の霊長である“人”の二面性を持つ人間は、種の存続をかけて、また、豊かな生活を求めて、経済を発展させてきた。この経済的営みによる自然への過重な負担が“ヒト”の存続を危うくしかねない今日、新たな経済観・生命観・倫理観の構築が“人”に求められている。本授業の目的は、この重要課題の基本を理解することにある。 
授業の方法
 講義を中心に授業を行うが、ビデオやスライドなどを活用する(ただし、AV機器の備わった教室が利用可能な場合に限る)予定である。また、実習を積極的に行うことも考えている。 
履修条件
 地球システム科学科1年生は学科指定の選択必修科目とする。 
事前学習・授業計画コメント
 経済学1の授業は、下記の授業計画に示した通り、基本理論の概説を中心に講義と対話を並行させて行う。したがって、本授業を聴講する学生は、教科書を読んでから授業に臨むこと。 
授業計画
1
生物としての人間(ロジスティック曲線と人口モデル) 
2
経済発展と人口変動1(人口転換理論) 
3
人間の生産活動1(現実成長率と自然成長率) 
4
人間の生産活動2(経済成長理論の応用:経済発展と人口変動) 
5
ヘーゲンの経済発展モデル 
6
人口と経済発展(日本の事例) 
7
人口と経済発展(マレーシアの事例) 
8
経済発展における農業部門の役割1 
9
経済発展における農業部門の役割2 
10
市場機構の働き1 
11
市場機構の働き2 
12
市場機構の問題点1 
13
市場機構の問題点2 
14
市場経済と国際労働移動 
15
まとめ(充実した人生を求めて) 
その他
教科書
大塚友美  『経済・生命・倫理---増補版--- (AN研究シリーズNo.1)』  文眞堂  2011年  第1版
大塚友美他  『Excelで学ぶ情報処理 (AN研究シリーズNo.2)』  文眞堂  2008年  第1版
 
参考書
 授業中に指示する 
成績評価の方法
及び基準
試験(100%)
コメント[ 定期試験のみで判定。出席が講義回数の2/3に達しない場合、定期試験の受験は認めない。]
オフィスアワー
 授業終了後、質問等を随時受け付ける。 
備考
 なし。