科目名  東洋史特殊講義4
          東洋史特殊講義II
  
2 単位  
 
史学専攻  
前期課程  
後期 
選択必修 
教員名  須江 隆 
授業テーマ
中国近世期における史料の読解と分析 
授業のねらい・到達目標
 前近代中国の宋代から清代までの知識人達が著した著作をテキストとした史料読解演習を実施する。「漢文史料をよむ」ということが、実際にどのような作業を伴うものであるのかを実践的に理解してもらい、史料を緻密に解析して、史料から多くの情報を引き出していくための手法の習得をねらいとする。 
授業の方法
 一部講義形式で行うが、授業の大半を演習形式で行う。授業時間ごとに、史料読解の担当箇所を各受講者に割り当て、あらかじめ担当者に訳注稿を作成してきてもらう。担当者の訳注稿に基づいた史料読解報告と、それに対する参加者の質疑応答をふまえつつ授業を進めていく。 
事前学習・授業計画コメント
漢文史料訓読のための基礎知識に習熟していることが望ましい。 
授業計画
1
授業ガイダンス
 授業の進め方や成績評価の方法などを説明し、受講者と相談の上で、読解演習用の史料の決定を行う。 
2
史料の解題と関連工具書の説明 
3
宋~清の史料読解演習Ⅰ 
4
宋~清の史料読解演習Ⅱ 
5
宋~清の史料読解演習Ⅲ 
6
宋~清の史料読解演習Ⅳ 
7
宋~清の史料読解演習Ⅴ 
8
宋~清の史料読解演習Ⅵ 
9
宋~清の史料読解演習Ⅶ 
10
宋~清の史料読解演習Ⅷ 
11
宋~清の史料読解演習Ⅸ 
12
宋~清の史料読解演習Ⅹ 
13
レポート作成にあたっての指導Ⅰ 
14
レポート作成にあたっての指導Ⅱ 
15
授業の総括とレポートの提出 
その他
教科書
史料読解演習用のテキストは、授業時に配付する。 
参考書
参考書その他については、必要に応じて授業時に随時紹介する。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(50%) 、 レポート(50%)
オフィスアワー
授業時間の前後のみ、講師室にて可。