科目名  日本史演習8
          日本史演習IV
  
1 単位  
 
史学専攻  
前期課程  
後期 
選択必修 
教員名  中村 順昭 
授業テーマ
日本古代史の研究 
授業のねらい・到達目標
日本古代史の諸問題について、史料に基づいて考察する力を養う。古代史の史料の読解力を高め、さまざまな視点から研究する方法を習得することをめざす。 
授業の方法
漢文史料を読みながら、受講生による研究報告とそれに対する討議を中心に進める。 
事前学習・授業計画コメント
扱う史料は『日本書紀』の斉明紀、天智紀を予定している。7世紀後半の律令制成立期を対象に、『日本書紀』の史料批判の方法を学び、中央政界の動向、冠位、官司、地方行政、対外関係などの諸問題について、考古学の発掘成果なども踏まえて、さまざまな角度から考察する。受講生が、それぞれの関心に応じた研究報告を行い、それに対する討議によって進めていく。 
授業計画
1
7世紀の木簡と『日本書紀』(1) 
2
7世紀の木簡と『日本書紀』(2) 
3
7世紀の木簡と『日本書紀』(3) 
4
倭国と対外関係(1) 
5
倭国と対外関係(2) 
6
倭国と対外関係(3) 
7
倭国と対外関係(4) 
8
冠位と氏族(1) 
9
冠位と氏族(2) 
10
冠位と氏族(3) 
11
国造・伴造と官司制(1) 
12
国造・伴造と官司制(2) 
13
部民制の諸問題(1) 
14
部民制の諸問題(2) 
15
部民制の諸問題(3) 
その他
教科書
『日本書紀(4) (岩波文庫)』  岩波書店  1995年
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(30%) 、 レポート(40%) 、 授業参画度(30%)
オフィスアワー
開講時に指示する