授業テーマ
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日本古代史の研究
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授業のねらい・到達目標
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日本古代史の諸問題について、史料に基づいて考察する力を養う。古代史の史料の読解力を高め、さまざまな視点から研究する方法を習得することをめざす。
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授業の方法
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漢文史料を読みながら、受講生による研究報告とそれに対する討議を中心に進める。
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事前学習・授業計画コメント
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扱う史料は『日本書紀』の斉明紀、天智紀を予定している。7世紀後半の律令制成立期を対象に、『日本書紀』の史料批判の方法を学び、中央政界の動向、冠位、官司、地方行政、対外関係などの諸問題について、考古学の発掘成果なども踏まえて、さまざまな角度から考察する。受講生が、それぞれの関心に応じた研究報告を行い、それに対する討議によって進めていく。
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授業計画
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1
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7世紀の木簡と『日本書紀』(1)
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2
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7世紀の木簡と『日本書紀』(2)
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3
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7世紀の木簡と『日本書紀』(3)
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4
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倭国と対外関係(1)
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5
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倭国と対外関係(2)
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6
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倭国と対外関係(3)
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7
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倭国と対外関係(4)
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8
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冠位と氏族(1)
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9
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冠位と氏族(2)
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10
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冠位と氏族(3)
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11
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国造・伴造と官司制(1)
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12
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国造・伴造と官司制(2)
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13
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部民制の諸問題(1)
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14
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部民制の諸問題(2)
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15
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部民制の諸問題(3)
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その他
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教科書
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『日本書紀(4) (岩波文庫)』
岩波書店
1995年
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(30%)
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レポート(40%)
、
授業参画度(30%)
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オフィスアワー
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開講時に指示する
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