科目名  日本語学特殊講義2
          
  
2 単位  
 
国文学専攻  
前期課程  
半期 
選択 
教員名  田中 ゆかり 
授業テーマ
伝統方言の現在 
授業のねらい・到達目標
日本語の伝統的方言の分布とその様相については、国立国語研究所による1960年代~1980年代の調査に基づく『日本言語地図』『方言文法全国地図』などの成果から知ることができる。しかし、2000年代を迎え、その様相は大きく変化していることが予測される。この授業では、伝統的方言の分布とその様相についての再確認をするとともに、こんにちどのような変化が確認されるか、方言を構成する要素ごとに検討する。このことを通して、方言の面接調査法とその分析・報告方法を学ぶ。最終課題は、毎回の項目についての報告を総合的な観点からまとめたものとする。 
授業の方法
講義と発表・討議。受講者は関心のある地域を担当し、項目の検討ならびに調査報告を行なう。 
事前学習・授業計画コメント
『日本言語地図』『方言文法全国地図』に一度は目を通し、どのようなものであるか理解しておくこと。また、地域をどこにするかについても考えておくこと。次のサイトなども参照のこと。「『日本言語地図』データベース」http://www6.ninjal.ac.jp/lajdb/「『方言文法全国地図』データベース」http://www6.ninjal.ac.jp/gaj_map/ 
授業計画
1
ガイダンス 
2
当該地域方言概要 
3
音韻項目 
4
アクセント項目 
5
語彙項目1 
6
語彙項目2 
7
語彙項目3 
8
語彙項目4 
9
文法項目1 
10
文法項目2 
11
文法項目3 
12
その他項目 
13
その他項目 
14
最終課題作成 
15
最終課題提出 
その他
教科書
教科書は指定しない。適宜印刷資料を配布する。 
参考書
参考書は授業中に指示する。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(50%) 、 レポート(50%)
コメント[平常点には、出席・授業参加・発表を含む。]
オフィスアワー
授業中に知らせる。 
備考
『日本言語地図』『方言文法全国地図』に一度は目を通し、どのようなものであるか理解しておくこと。また、地域をどこにするかについても考えておくこと。次のサイトなども参照のこと。「『日本言語地図』データベース」http://www6.ninjal.ac.jp/lajdb/「『方言文法全国地図』データベース」http://www6.ninjal.ac.jp/gaj_map/