授業テーマ
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『日本書紀』で読む初期万葉の時代
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授業のねらい・到達目標
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いわゆる初期万葉の時代は正史『日本書紀』にいったいどのように描かれているかを受講生諸君と味読していきたい。もちろん、そこに書かれていることが即座に事実と認定できるわけではない。『日本書紀』の書き手によって切り取られた「古代」がそこにあるにすぎない。だが、そのような眼差しを知ることは『万葉集』の解釈に有益であるに違いないのである。
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授業の方法
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毎回『日本書紀』の該当する箇所を読んで、書き手が何を伝えようとしているかをみなで考えてみる。しかる後に学説史もふまえながら解説を試みる。
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授業計画
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1
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ガイダンス(参考文献の紹介など)
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2
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推古天皇紀1
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3
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推古天皇紀2
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4
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推古天皇紀3
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5
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舒明天皇紀1
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6
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舒明天皇紀2
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7
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皇極天皇紀1
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8
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皇極天皇紀2
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9
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孝徳天皇紀1
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10
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孝徳天皇紀2
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11
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孝徳天皇紀3
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12
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斉明天皇紀1
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13
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斉明天皇紀2
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14
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斉明天皇紀3
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15
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まとめと展望
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その他
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教科書
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坂本太郎・家永三郎・井上光貞・大野晋
『日本書紀(四) (岩波文庫)』
岩波書店
1995年
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参考書
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梶川信行
『初期万葉をどう読むか』
翰林書房
1995年
遠山美都男
『天皇と日本の起源 (講談社現代新書)』
講談社
2003年
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(50%)
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授業参画度(50%)
コメント[出欠状況や授業における発言・発表、取組みかたなどにより総合的に判断する。]
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