授業テーマ
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『源氏物語』の仏教―宇治の八宮と薫
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授業のねらい・到達目標
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作品の主題を深く追求し『源氏物語』が現在に投げかける問題を考える。問題を自分なりに咀嚼し、宇治関連の論文が書けるようになる。
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授業の方法
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八宮のために行われた常不軽行を巡っての本文読解と、関連資料(仏典を含む)の読解と、その検討を行う。先行論文の「読み」また、本文の読解など、分担して行う。
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授業計画
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1
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問題提起―薫造形の地平
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2
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宇治十帖における薫の位置
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3
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宇治八宮論の地平(1)
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4
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宇治八宮論の地平(2)
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5
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宇治八宮論の地平(3)
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6
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常不軽と阿闍世王(1)
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7
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常不軽と阿闍世王(2)
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8
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『法華経』の位相(1)その構成と実相
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9
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『法華経』の位相(2)享受の問題
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10
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『法華経』の位相(3)法華八講
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11
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薫の位相
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12
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橋姫巻の読解
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13
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椎本巻の読解(1)
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14
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椎本巻の読解(2)
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15
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まとめ―薫と八宮
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その他
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教科書
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プリントなど適宜用意する。また、源氏物語の第二部から宇治十帖の本文に関するテキストは各自用意すること。
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(20%)
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レポート(60%)
、
授業参画度(20%)
コメント[レポートが柱だが、授業時の報告・調査なども大きな評価材料となる。]
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