授業テーマ
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〝旅の戦後日本文学〟を読む
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授業のねらい・到達目標
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第二次大戦後から二〇〇〇年前後までに登場した、〝旅〟を不可欠の要素とするいくつかの作品を読むことを通して、小説(的な記述)のことばが行う多様なはたらきを具体的に学び、さらに小説(的な記述)がもち得る多角的な批評性についての基本的な認識を得ることを目ざす。
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授業の方法
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講読と討論を基本とする。ただし受講者には分担して、それぞれの作品に関して、討論のきっかけとなり、これを促していくような役割をはたす報告を求める。
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授業計画
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1
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ガイダンス:授業のねらい、進め方などについての説明
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2
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安岡章太郎「走れトマホーク」を読んでみる
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3
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大岡昇平「コルシカ紀行」を読む(1)
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4
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大岡昇平「コルシカ紀行」を読む(2)
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5
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大岡昇平「コルシカ紀行」を読む(3)
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6
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後藤明生「吉野大夫」を読む(1)
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7
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後藤明生「吉野大夫」を読む(2)
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8
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後藤明生「吉野大夫」を読む(3)
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9
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中上健次「葺き籠り」を読む(1)
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10
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中上健次「葺き籠り」を読む(2)
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11
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中上健次「葺き籠り」を読む(3)
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12
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向井豊昭「怪道をゆく」を読む(1)
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13
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向井豊昭「怪道をゆく」を読む(2)
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14
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向井豊昭「怪道をゆく」を読む(3)
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15
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授業のまとめ
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その他
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教科書
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詳細は第1回目の授業で指示する。
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参考書
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授業の際に随時紹介する。
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(60%)
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レポート(40%)
コメント[平常点は、授業時の報告、討議への参加、出席状況などを含む。]
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