授業テーマ
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現代批評理論のキーワード
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授業のねらい・到達目標
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この講義は、「文学作品」を鑑賞・味読する方法を学習することにではなく、現代世界に生きる一個人として、「文学作品」を通して、いったい何が考えられるのかという可能性を追究することをねらいとする。現代の文芸批評や研究のキー概念のいくつかを検討することによって、「文学作品」の考察がどのような問題領域に接続されているかを確認し、あわせてその問題領域をさらに広げていく手法を学ぶ。
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授業の方法
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授業は基本的に講義の形式をとる。一つのキー概念に関して、原則的に二回の授業を割り当て、一回目に概念の基本的な解説・説明をし、二回目に実際の文学作品を用いて、その概念の具体的な応用例を示す。受講者は一つのキー概念ごとに、授業時間の中で、感想や意見、質問などを小さなレポート(レビューシート)にして提出することを求められる。
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授業計画
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1
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「文学理論」の効用(ガイダンス)
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2
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キーワード①「作者/読者」(解説)
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3
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キーワード①「作者/読者」(応用)
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4
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キーワード②「物語」(解説)
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5
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キーワード②「物語」(応用)
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6
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キーワード③「テクストの無意識」(解説)
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7
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キーワード③「テクストの無意識」(応用)
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8
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キーワード④「ジェンダーとセクシュアリティ」(解説)
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9
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キーワード④「ジェンダーとセクシュアリティ」(応用)
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10
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キーワード⑤「大衆文化」(解説)
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11
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キーワード⑤「大衆文化」(応用)
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12
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キーワード⑥「文化」と「政治」(解説)
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キーワード⑥「文化」と「政治」(応用)
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14
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キーワード⑦「帝国主義・植民地主義」(解説)
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キーワード⑦「帝国主義・植民地主義」(応用) まとめ
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その他
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教科書
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教科書は使用しない。
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参考書
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授業の中で適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(40%)
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レポート(60%)
コメント[授業内でのディスカッションへの参加態度、レビューシートの提出状況・内容を平常点とする。]
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オフィスアワー
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木曜日3時限目、金曜日5時限目。質問等がある場合は、事前にメールで予約すること。
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