科目名  古典文学基礎研究3
          
  
2 単位  
 
国文学専攻  
前期課程  
半期 
選択必修 
教員名  梶川 信行 
授業テーマ
初期万葉を考える 
授業のねらい・到達目標
一般的な解説書の記述の裏側に、どのような研究の蓄積と、研究の現状が隠されているか、その点を考えてみることを目的とする。すなわち、書かれなかったことを考え、読み取るのが、この授業の目的である。そうした問題を考えてみることを通して、一般によく知られた万葉歌に対する理解を深めるとともに、自分が教壇に立って教える際に、どのようなことを意識すべきなのかを考えてほしいと思う。 
授業の方法
講義を中心とするが、受講生の報告も求める。
テキストに参考図書として掲げられた書物を、最低一冊は読むこと。
 
授業計画
1
ガイダンス及び問題意識 
2
雄略天皇御製 
3
舒明天皇御製 
4
崗本天皇御製 
5
中大兄三山歌 
6
額田王の歌1 
7
額田王の歌2 
8
額田王の歌3 
9
額田王の歌4 
10
額田王の歌5 
11
鏡王女の歌 
12
有間皇子の歌 
13
大伯皇女と大津皇子 
14
麻続王の歌 
15
まとめ 
その他
教科書
梶川信行  『額田王と初期万葉歌人 (コレクション日本歌人選)』  笠間書院  2012年
 
参考書
授業中に適宜紹介する。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(50%) 、 レポート(50%)
コメント[報告と最終的なレポートで総合的に判断する。]
オフィスアワー
月・木・金の授業と会議の時間以外。