授業テーマ
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中世文学と名所・歌枕
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授業のねらい・到達目標
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中世の日記紀行文学、随筆文学、軍記物語、御伽草子など、多様なジャンルの文芸作品について、とくに名所・歌枕に焦点をあててそれぞれの表現世界を考察する。代表的な作品については、基本的事項や問題点を再確認、整理し、今後の研究の展望についても検討する。
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授業の方法
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講義形式を基本とし、必要に応じて発表・討議形式や実地見学もおこなう。
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授業計画
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1
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ガイダンス
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2
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中世文学と名所・歌枕1ー新古今時代
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3
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中世文学と名所・歌枕2ー随筆文学を中心に
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4
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中世文学と名所・歌枕3ー御伽草子を中心に
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5
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御幸記の世界1ー『高倉院厳島御幸記』
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6
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御幸記の世界2ー後鳥羽院と熊野御幸
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7
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御幸記の世界3ー『熊野御幸記』と藤原定家
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8
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御幸記の世界4ー熊野参詣と和歌会
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9
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御幸記の世界5ー信仰と芸能
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10
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東海道と名所・歌枕1ー鎌倉初期の日記紀行文学
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11
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東海道と名所・歌枕2ー鎌倉中期の日記紀行文学
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12
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東海道と名所・歌枕3ー鎌倉中期の日記紀行文学
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13
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東海道と名所・歌枕4ー室町期の日記紀行文学
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14
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東海道と名所・歌枕5ー室町期の日記紀行文学
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15
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まとめ
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その他
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教科書
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プリントを配布する
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参考書
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福田秀一ほか
『中世日記紀行集 (新日本古典文学大系)』
岩波書店
1990年
長崎健ほか
『中世日記紀行集 (新編日本古典文学全集)』
小学館
1994年
授業中に適宜紹介、指示する
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(40%)
、
レポート(40%)
、
授業参画度(20%)
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