科目名  日本語学基礎研究2
          
  
2 単位  
 
国文学専攻  
前期課程  
前期 
選択 
教員名  荻野 綱男 
授業テーマ
日本語学の論文精読 
授業のねらい・到達目標
 日本語学分野の論文について検討する。具体的には、受講者全員が同じ論文を読み、その論文のどういうところが優れ、またどういうところが問題なのかを議論する。
 論文は、他人の研究成果(を文章で表現したもの)であり、それを読み、きちんと理解し、また評価することは、自分の研究を進める上でも重要なプロセスである。他人の論文がきちんと評価できるならば、自分が変な論文を書くことはないであろう。
 この授業では、日本語学の論文の読み方・書き方といったものを実際の論文に即して考えていく。
 
授業の方法
 授業では、受講者が順次発表する形式で進める。担当者は、前の週までに検討対象の論文1本を選んでおく。1週間の間に、各自がその論文を読んでくる。担当者は、その論文の長所・短所などをまとめたレジュメを用意し、発表する。全員で論文そのものおよび担当者の発表内容をめぐって議論する。
 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
 検討対象の論文の範囲(発表媒体・発表年・分野・時代・地域・方法など)については、最初の時間に受講者の意見を聞きながら相談して決めるが、計量的な現代日本語研究の論文を中心にしたい。
 最後には、発表を担当した分についてレポートをまとめる。
 
授業計画
1
イントロダクション 
2
受講者の発表 1 
3
受講者の発表 2 
4
受講者の発表 3 
5
受講者の発表 4 
6
受講者の発表 5 
7
受講者の発表 6 
8
受講者の発表 7 
9
受講者の発表 8 
10
受講者の発表 9 
11
受講者の発表 10 
12
受講者の発表 11 
13
受講者の発表 12 
14
受講者の発表 13 
15
受講者の発表 14 
その他
参考書
『「日本語学」Vol.20 No.5  4月臨時増刊号 日本語の計量研究法  (講座 ITと日本語研究 6)』  明治書院  2001年
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(20%) 、 レポート(80%)
オフィスアワー
メールで予約すること。e-mail アドレスは最初の授業で知らせる。