科目名  社会問題論講義2
          
  
2 単位  
 
社会学専攻  
前期課程  
後期 
選択 
教員名  松下 武志 
授業テーマ
社会問題の諸相 
授業のねらい・到達目標
社会問題論講義1で学んだ概念や理論枠組みを駆使して、現代日本におけるアルコール問題や非行・犯罪現象、貧困問題、教育問題等、具体的な社会問題を分析考察する。 
授業の方法
講義を基本とするが、輪読や報告、討論を含む。 
授業計画
1
現代日本における具体的社会問題へのアプローチ 
2
犯罪・非行の凶悪化・低年齢化問題(神戸少年殺人事件を素材として) 
3
少年犯罪の重罰化問題 
4
大量無差別殺人の社会的背景(秋葉原殺人事件を素材として) 
5
裁判員制度の今日的課題 
6
日本における酒類自動販売機撤廃運動の教訓 
7
アメリカ禁酒運動の教訓 
8
自助集団における指導者養成問題 
9
社会的資源としての自助団体(解放・閉鎖、流動・固定の視点から) 
10
高度経済成長と新しい貧困 
11
永山則夫にみるまなざしの地獄 
12
ホームレス・フリーター問題 
13
外国人労働者問題 
14
学歴主義の功罪 
15
教育機会の配分問題 
その他
参考書
熊谷英彦  『神戸事件を読む』  鹿砦社  2001年
中島岳志  『秋葉原事件』  朝日新聞出版  2011年
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(50%) 、 授業参画度(50%)