科目名  教育内容特論2
          
  
2 単位  
 
教育学専攻  
前期課程  
後期 
選択 
教員名  渡部 淳 
授業テーマ
教育における「市民像」― 対話する身体、参加する身体をめぐって 
授業のねらい・到達目標
教育における「市民像」について考察する。以下の2つの柱を考えている。一つは、対話型民主主義の成立要件、自己-他者の関係性、教室空間における教師の身体性のあり方についての理論的考察。もう一つは、学習スキルの獲得プロセスの解明、学習スキルと市民的スキルの関係性の解明をめざして、参加・獲得型学習に関わる学びの事例分析を行うことである。 
授業の方法
主に講読形式ですすめる。発表分担を決めて資料に関する報告・ディスカッションを行なうとともに、必要に応じてワークショップ形式も取り入れる。 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
毎回、授業の前にプリントを配布したり資料を指示したりしますので、準備してきてください。 
授業計画
1
教育における身体と演劇的知① 
2
教育における身体と演劇的知② 
3
教育における身体と演劇的知③ 
4
教育における身体と演劇的知④ 
5
学習スキルと市民的スキル① 
6
学習スキルと市民的スキル② 
7
学習スキルと市民的スキル③ 
8
学習スキルと市民的スキル④ 
9
参加・獲得型の学びのデザイン① 
10
参加・獲得型の学びのデザイン② 
11
参加・獲得型の学びのデザイン③ 
12
参加・獲得型の学びのデザイン④ 
13
参加・獲得型の学びのデザイン⑤ 
14
文献調査法 
15
まとめと補足 
その他
教科書
なし 
参考書
中村雄二郎  『魔女ランダ考―演劇的知とはなにか』  岩波書店  1989年  第8版
井上ひさし  『井上ひさしコレクション 人間の巻』  岩波書店  2005年  第2版
内田樹  『私の身体は頭がいい―非中枢的身体論』  新曜社  2006年  第5版
竹内敏晴  『ことばが劈かれるとき』  思想の科学社  1995年  第2版
渡部淳+獲得型教育研究会  『学びを変えるドラマの手法』  旬報社  2010年  第1版
渡部淳+獲得型教育研究会  『学びへのウォーミングアップ』  旬報社  2011年  第1版
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(40%) 、 レポート(30%) 、 発表(30%)
コメント[平常点、発表、レポートの総合評価。]
オフィスアワー
授業時に指示する。