科目名  学術情報論研究1
          
  
2 単位  
 
教育学専攻  
前期課程  
前期 
選択 
教員名  平野 英俊 
授業テーマ
修士論文構想の確立に向けた学術情報の探索 
授業のねらい・到達目標
学術情報とその流通をめぐる環境は近年大きく変貌を遂げつつある。こうした学術情報の流通体制の現状と問題を理解し、効率の良い情報収集の技法を習得することは、教育学研究を進める上でも重要である。この授業は、学術情報の流通体制とその活用についての知識習得に加え、各自の研究テーマに資する文献・資料・情報を探索し、その結果を書誌(bibliography)に仕立てることを通して、修士論文構想を深めることを目的とする。 
授業の方法
講義を基本とするが、適宜関連資料の講読を織り交ぜる。また、授業で扱うさまざまな検索ツールを駆使して、各自の研究テーマに資する文献・資料・情報を探索し、その結果を書誌としてまとめる作業を行う。最後に、これら学術情報の探索結果と修士論文構想への反映について、発表と討議を行う。「学術情報論研究1」では、日本語文献を対象とする。 
履修条件
前期の「学術情報論研究1」では日本語文献を、後期の「学術情報論研究2」では海外文献を扱うので、前期・後期をセットで受講すること。 
授業計画
1
ガイダンス(授業のねらいと概要説明) 
2
学術研究と学術情報(1):学術情報の種類と意義 
3
学術研究と学術情報(2):学術情報流通体制の整備の歴史と現状 
4
学術研究と学術情報(3):研究テーマの設定について 
5
学術文献の探索:目録と書誌・索引、データベース、電子ジャーナルの現状 
6
日本語文献の書誌コントロール(1) 
7
日本語文献の書誌コントロール(2) 
8
日本語文献の書誌コントロール(3) 
9
日本語文献の書誌コントロール(4) 
10
日本語文献の書誌コントロール(5) 
11
日本語文献の書誌コントロール(6) 
12
日本語文献の書誌コントロール(7) 
13
文献の所在調査と入手法 
14
レポート作成のための課題学習 
15
まとめ:課題発表と討議 
その他
教科書
適宜資料を配布する。 
参考書
授業の展開の中で適宜指示する。 
成績評価の方法
及び基準
各種検索ツールの活用法に関する理解度、文献調査の結果としての書誌の内容、および文献調査の結果を修士論文構想の検討にどの程度反映出来たかによって総合的に評価する。(100%)