科目名  臨床心理学特論1
          臨床心理学特論I
  
2 単位  
 
 
 
前期 
必修 
教員名  津川 律子 
授業テーマ
臨床心理学とは何か  
授業のねらい・到達目標
修士1年入学時は、臨床心理学(clinical psychology)とは何か、心理療法(psychotherapy)とは何か、といった重要な事柄に関して、まだ具体的なイメージを形作れていない。臨床心理学は、人の適応調整およびパーソナリティの発達促進に加えて、不適応・障害・苦悩の心理的成因を研究し、かつそれらを軽減・解消するための臨床実践を行う、理論と実践が統合した学問である。この定義から具体的な活動がイメージできるよう近づくことを目的とする。 
授業の方法
受講者一人ひとりによる発表を基本とする。 
履修条件
臨床心理学コースの大学院生に限る。 
授業計画
1
オリエンテーション及び臨床心理学に関する討論 
2
受講者による発表(1) 
3
受講者による発表(2) 
4
受講者による発表(3) 
5
受講者による発表(4) 
6
受講者による発表(5) 
7
受講者による発表(6) 
8
受講者による発表(7) 
9
受講者による発表(8) 
10
受講者による発表(9) 
11
受講者による発表(10) 
12
受講者による発表(11) 
13
受講者による発表(12) 
14
臨床心理学関連の課題整理 
15
受講者による発表(14) 
その他
教科書
なし 
参考書
下山晴彦  『臨床心理実習論 (臨床心理学全書)』  誠信書房  2003年
津川律子・橘玲子  『臨床心理士をめざす大学院生のための精神科実習ガイド』  誠信書房  2009年
津川律子・篠竹利和  『シナリオで学ぶ医療現場の臨床心理検査』  誠信書房  2010年
津川律子・安齊順子  『インタビュー臨床心理士1、2』  誠信書房  2007年
津川律子  『精神科臨床における心理アセスメント入門』  金剛出版  2009年
津川律子・元永拓郎  『心の専門家が出会う法律[第3版]』  誠信書房  2009年
津川律子・遠藤裕乃  『臨床心理学研究実践マニュアル(第2版)』  金剛出版  2011年  第2版
 臨床心理学全書(誠信書房)は、指定大学院の大学院生修士1年向けの全書であり、全13巻あるので、参照されたい。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(50%) 、 レポート(10%) 、 授業参画度(40%)
コメント[積極的に討論に参加したかどうかが大きく影響する。]
オフィスアワー
対応場所(津川研究室)。随時可能。但し、事前に予約を取ること(いつでも声をかけてください)。