授業テーマ
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精神疾患における症候のとらえ方と面接の方法
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授業のねらい・到達目標
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代表的な精神疾患について、実際の症例を通して精神症状をとらえ、そのの成り立ちを記述精神医学的立場から考え、精神疾患に関する種々の成因論的学説について理解を深める。さらに、精神疾患患者に対する診断面接の実際的な技法について学ぶ。
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授業の方法
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臨床症例の面接を見学し、精神症状のとらえ方について討論する。症候論の組み立て方および記述現象学のアプローチについてミニレクチャーを行う。
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履修条件
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臨床心理学コースの学生(4人まで)。毎週月曜日,午後1時00分までに日大板橋病院精神科医局に集合する。
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事前学習・授業計画コメント
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実際の症例に沿った疾患別の各論的な演習を主体に行う。
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授業計画
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1
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精神医学の考え方1
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2
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精神医学の考え方2
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3
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急性の器質性精神障害
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4
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慢性の器質的精神障害
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5
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急性の心因性精神障害:心因反応
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6
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慢性の心因性精神障害:神経症
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7
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機能性精神障害1:気分障害
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8
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機能性精神障害2:統合失調症
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9
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面接における受容の実際
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10
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面接における共感の実際
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11
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面接における治療者の態度
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12
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診断面接の実際1
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13
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診断面接の実際2
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14
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診断面接の実際3
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15
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総括
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その他
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教科書
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Michael Gelderら 山内俊雄 監訳
『教科書 (オックスフォード精神医学)』
丸善株式会社
2007年
第3版
Tim Thornton,
教科書
:Essential philosophy of psychiatry
, Oxford University Press
, 2007
, 1 edition
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参考書
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Michael Gelderら,
教科書
:Shorter Oxford Textbook of Psychiatry
, Oxford University Press
, 2006
, 5 edition
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(50%)
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レポート(25%)
、
授業参画度(25%)
コメント[出席状況,レポート,実習態度,実習成果より判定する。]
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