科目名  文学1
          
  
2 単位  
 
全学科  
1~4 年  
後期 
選択 
教員名  向井 秀忠 
授業テーマ
「子ども」をキーワードに英米小説を読む 
授業のねらい・到達目標
イギリスとアメリカの作家たちが書いた小説を読みながら、「子ども」に対する見方がどのように変化してきたのを知ることにより、文学作品を書くこと、そして読むことの意味について考えていく。 
授業の方法
授業において、毎回、作品をひとつずつ取り上げて、作者、時代背景、作品の内容や基本的な批評を紹介する。そして、授業の翌日までに、「子ども」をキーワードに作品についての感想を400字程度にまとめてメールで送る。翌週の授業では、そのメモに回答し、その後、次の作品について進んでいくこととする。 
履修条件
特になし。 
事前学習・授業計画コメント
イギリス文学・文化に関する書籍や研究会の情報などをブログで紹介します(http://d.hatena.ne.jp/hidemu/)。定期的にチェックをして、できるだけたくさんの文献を読むように努めてください。 
授業計画
1
ガイダンス 
2
英米の文学作品に描かれた「子ども」像 
3
シャーロット・ブロンテ、『ジェイン・エア』を読む 
4
チャールズ・ディケンズ、『オリヴァー・トウィスト』を読む、その1 
5
チャールズ・ディケンズ、『オリヴァー・トウィスト』を読む、その2 
6
チャールズ・キングズレー、『水の子』を読む 
7
ルイス・キャロル、『不思議の国のアリス』を読む 
8
マーク・トウェイン、『ハックルベリー・フィンの冒険』を読む 
9
C.S.ルイス、『ライオンと魔女』を読む 
10
J.D.サリンジャー、『ライ麦畑でつかまえて』を読む 
11
ウィリアム・ゴールディング、『蝿の王』を読む 
12
イアン・マキューアン、『贖罪』を読む 
13
J.K.ローリング、『ハリー・ポッターと賢者の石』を読む  
14
フィリップ・プルマン、『黄金の羅針盤』を読む 
15
まとめ 
その他
教科書
必要に応じてプリントを配布します。 
参考書
授業時に指示 
成績評価の方法
及び基準
平常点(10%) 、 レポート(35%) 、 授業内テスト(35%) 、 授業参画度(20%)
コメント[「平常点」は出席点のこと。「レポート」は、授業で扱った作品のなかからひとつを選び、学期末に2,000字程度のレポートを提出。「授業内テスト」は、最終時の授業時に行うまとめのテスト。「授業参画度」は、授業後にメールで送るコメント。]
オフィスアワー
授業終了後の休み時間、金曜日のお昼休み 
備考
授業で扱う作品については、授業の進み具合やその他の理由から変更することがあります。