科目名  アジア地誌
          
  
2 単位  
 
 
1 年  
後期 
選択必修 
教員名  水嶋 一雄 
授業テーマ
アジアの自然環境とこれと共生する伝統的生業を確認する。その上で、浸透する近代化、商品・貨幣経済、工業化、グローバル化などで、アジアの国々はどのように変化し、どのような問題や課題をもっているかを理解する。この理解に基づいて、アジアの国々や地域の持続的発展を考える。 
授業のねらい・到達目標
自然災害の犠牲、宗教的・文化的対立、民族間の摩擦、経済発展と所得格差などは、アジアに凝縮として現れ、重大な問題を引き起こしている。これらの諸問題は、伝統的社会から近代化社会への移行によって顕在化しているが、授業ではこれらの問題の背景や要因を分析し理解する。 
授業の方法
授業は配布した資料やPPに基づいて講義形式でおこなう。また、授業を補足するため、スライド、ビデオなども利用し、さらに新聞などの記事を利用して理解を深める。 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
アジアの国や地域を話題にしたTV,新聞記事などに注目すること。 
授業計画
1
講義内容の説明・アジアの位置と範囲 
2
伝統を形作る自然環境(1)
<地形、気候など> 
3
伝統を形作る自然環境(2)
<モンスーンと植生など> 
4
自然環境と伝統によって形成された産業と社会(1)
<農業と農村社会> 
5
自然環境と伝統によって形成された産業と社会(2)
<民族、宗教、文化など> 
6
工業化による経済発展と課題(1) 
7
工業化による経済発展と課題(2)  
8
工業化による経済発展と課題(3) 
9
現地事例(1)
中央アジア 
10
現地事例(2)
パキスタン 
11
現地事例(3)
パキスタン 
12
現地事例(4)
タイ、インドネシア 
13
持続的発展にかかわるアジアの未来
 
14
課題研究(授業内テスト) 
15
まとめ 
その他
成績評価の方法
及び基準
試験(90%) 、 レポート(10%)
コメント[成績は試験、授業内のレポート、出席状況などを加味して総合的に判断して評価する。]
オフィスアワー
第1回の授業時に指示する。研究室は8号館4階401です。