科目名  経済地理学
          
  
2 単位  
 
 
2 年  
前期 
必修 
教員名  井村 博宣 
授業テーマ
経済的事象の立地と展開に関する法則性と経済地域の構造を学ぶ 
授業のねらい・到達目標
本講義では、今後経済地理学的研究を進めるうえで必要な、経済地理学的事象の立地と展開に関する理論(法則性)、および経済地域の構造に関する理論の修得をねらいとする。具体的には、地理学で基礎的な理論として取り上げられることが多い、チューネンとウェーバーなどの古典的立地論について解説し、その理論の理解を目的とする。 
授業の方法
授業は講義形式にて行う。板書と配付資料を基本に解説するが、適宜必要に応じてPCプロジェクターを用いる。なお、配布資料は当該授業時にのみ配布する。 
履修条件
開講前に学科で受講調整を行う。 
授業計画
1
経済地理学の研究領域と分析方法 
2
立地論の研究(産業の立地) 
3
古典的立地論 
4
チューネンの農業立地論(理論) 
5
当時の農業と農村 
6
地代 
7
距離と地代 
8
同理論の現実的展開実態に基づく検証(農業的土地利用) 
9
ウェーバーの工業立地論(理論) 
10
輸送費 
11
労働費 
12
集積の利益 
13
同理論の現実的展開実態に基づく検証(資源と産業、情報化の進展、政策等) 
14
理解度の確認 
15
総括 
その他
教科書
使用しない。 
参考書
その都度、授業中に紹介する。 
成績評価の方法
及び基準
試験(60%) 、 レポート(10%) 、 授業参画度(30%)
コメント[試験(60%)、レポート(10%) 、 授業参画度(30%)による総合評価。]
オフィスアワー
時間は木曜日の16:30~17:30、場所は8号館5階A-506研究室とする。 
備考
受講上必要な予習や準備物等に関する連絡は、授業中もしくは地理学科掲示板(2年生欄)にて行う。