科目名  地理学課題研究1
          
  
2 単位  
 
 
3 年  
前期 
必修 
教員名  佐野 充 
授業テーマ
都市・地域空間分析のための基礎力養成 
授業のねらい・到達目標
“歴史と文化を活かしたまちづくり”“快適な生活環境整備と地域資産としての景観形成””都市を活性化させる都市観光と地場産業”を主要テーマに、都市・地域空間分析のための調査方法・分析技術能力を”エクセルによる統計データ処理・GISソフトMANDARAによるデジタル地図作成”技術を習得する。 
授業の方法
研究のテーマ・目的に基づき、各種の調査方法や統計分析技術の習得、文献検索・解題、論文作成法を習得させる。講義・ゼミナール方式による。 
履修条件
①2年終了時までに50単位以上修得していること。②1年次必修専門科目の指定科目とほかの科目を合わせて、5科目以上を修得していること。③2年次必修専門科目中4科目以上を修得していること。④①から③のほかにも付帯条件がある。 
事前学習・授業計画コメント
卒業研究のためにの基本的調査法とデータ処理法を学ぶ。事前に,自ら授業に先駆けてテキストを用いて自習しておくこと。 
授業計画
1
ガイダンス;ゼミナールの進め方 
2
地域空間分析の導入部Ⅰ;“あらためて、地域とは何か”(文献検索・解題) 
3
地域空間分析の導入部Ⅱ;“地域の捉え方”(文献検索・解題) 
4
地域空間分析の導入部Ⅲ;“あなたにとっての地域空間分析の方法はどれか”(研究方針) 
5
地域統計処理法の基礎Ⅰ;記述統計学―標準偏差から標準正規分布まで― 
6
地域統計処理法の基礎Ⅲ;推計統計学―母集団と標本― (データ入力の実践) 
7
地域統計処理法の基礎Ⅳ;推計統計学―標本統計量の分布― (データ処理の実践) 
8
地域統計処理法の基礎Ⅴ;統計的検定―標本の検定― (データ処理の実践) 
9
地域統計処理法の基礎Ⅵ;EXCEL多変量解析―相関分析・主成分分析・重回帰分析― GIS図化作業 
10
地域統計処理法の基礎Ⅶ;EXCEL多変量解析―因子分析・クラスター分析―  GIS図化作業 
11
アンケート調査法の基礎Ⅰ;アンケート調査用紙の設計  
12
アンケート調査法の基礎Ⅱ;アンケート調査・分析ソフトの活用1(EXCEL対応版) 
13
アンケート調査法の基礎Ⅲ;分析ソフトの活用2(EXCEL対応版)
 
14
研究に用いる調査方法・分析技術の選択;モデル分析 
15
総括;研究計画のまとめ 
その他
教科書
菅民郎  『EXCELで学ぶ多変量解析入門』  オーム社  2007年
後藤真太郎・谷 謙二・酒井聡一・加藤一郎  『新版 MANDARAとEXCELによる市民のためのGIS講座』  古今書院  2009年  第2版
 
参考書
菅民郎  『「EXCEL統計」のための統計分析の本』  エスミ  2006年
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(20%) 、 レポート(40%) 、 授業参画度(20%) 、 データ処理・GIS地図作成の成果(20%)
コメント[提出成果物による評価。]
オフィスアワー
水曜日18時~19時30分 
備考
夏休みに研究対象地域の第1回予備調査を実施すること。