授業テーマ
|
コミュニティ維持と環境共生型の地域政策を考える
|
授業のねらい・到達目標
|
経済のグローバル化の進展にともない地域社会,地域経済は大きく変容しており,コミュニティの維持や環境との共生を念頭に置いた地域活性化策が求められている。この講義では,地域政策の展開にいたるまでの国土政策と社会・経済的な背景をとらえた上で,主として農村政策と都市政策について理解を深め,今後必要になると考えられる地域政策のあり方を展望する。
|
授業の方法
|
配布プリントの内容(図,表,写真)を解説しながら,板書,書画カメラ,プロジェクタを使用して授業を進める。
|
履修条件
|
なし
|
事前学習・授業計画コメント
|
戦後日本経済史を確認のこと。
|
授業計画
|
1
|
地域政策と地域開発について
|
2
|
全国総合開発計画までの経緯と政策展開
|
3
|
全国総合開発計画の展開①~新全総まで
|
4
|
全国総合開発計画の展開②~五全総まで
|
5
|
国土政策と地域政策①~原発立地
|
6
|
国土政策と地域政策②~テクノポリス
|
7
|
国土政策と地域政策③~リゾート開発
|
8
|
全総以後の国土政策と地域政策
|
9
|
農村政策①~大規模稲作地帯
|
10
|
農村政策②~大規模畑作地帯
|
11
|
農村政策③~施設型農業地域
|
12
|
都市政策①~大都市の開発と再開発
|
13
|
都市政策②~ニュータウン開発と高齢化
|
14
|
都市政策③~地方都市の活性化
|
15
|
地域政策の課題と展望
|
その他
|
教科書
|
使用しない。
|
参考書
|
藤井 正ほか編
『地域政策 入門―未来に向けた地域づくり―』
ミネルヴァ書房
2008年
中村剛次郎編
『基本ケースで学ぶ地域経済学』
有斐閣
2008年
経済地理学会編
『経済地理学の成果と課題 第Ⅶ集』
日本経済評論社
2010年
|
成績評価の方法 及び基準
|
レポート(20%)
、
授業内テスト(80%)
|
オフィスアワー
|
火曜日4時限目以降
|
|