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マルチメディア基礎技術

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科目名 マルチメディア基礎技術
旧カリキュラム名 マルチメディア基礎技術
教員名 土田 賢省
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ マルチメディア基礎技術
授業のねらい・到達目標 本講義では、情報メディアの主流となっているマルチメディアを、文字だけでなく音声や動画・静止画などの複数のデータ表現手段を扱える媒体とし、それらのメディアの技術原理及び特徴の理解、および、コンピュータを用いたマルチメディア表現を行う基本的な手法を身につけることを目的とする。マルチメディア(あるいは、個々の表現手段に対応する)コンテンツ制作ツールの操作方法を、実習を通して身につける。また、各メディアにおけるデータ表現法や、これらのメディアを用いたシミュレーション法、魅力的なコンテンツを作成するための手法とそのために図形処理・画像理解の技術なども学ぶ。
授業の方法 実習形式の講義
授業計画
1 マルチメディアと人間の感覚・知覚についての基本概念について学習する。
2 マルチメディアによる伝達効果とその特質について学ぶ。また、実際のマルチメディアによるコンテンツ制作デザインの流れについて学ぶ。
3 画像のディジタル化の基本概念について、また、静止画像データの表現(圧縮)形式について学ぶ。標本化と量子化が重要な役割を果たす。
4 (実習1)ディジタルデータ(音、画像、)とはどのようなものか導入を行い、実際に利用する際に知っておくべき特徴と、技術的な特徴の双方を解説する。(Photoshop)
5 (実習2)静止図形・画像を扱うソフトウェアの利用法を実習しながら学ぶ(1)。(Photoshop)
6 (実習3)静止図形・画像を扱うソフトウェアの利用法を実習しながら学ぶ(2)。
7 (実習4)ここまでの内容、特に、前回の内容を利用して、タグを中心にしたHTML ドキュメントを制作し、実際にマルチメディアを利用した作品の初歩的な物を制作する。
8 (実習5)前回制作したHTMLドキュメントに、デジタルデータを添付し、自己紹介ホームページを作成する。この時に、静止画と動画を用いて制作させる。
9 DTM (Desk Top Music) では、MIDI (Musical Instruction Digital Interface) という規格がよく使われている。今回は、MIDI について学ぶ。
10 (実習6)音声の表現形式・圧縮形式について学ぶ。日常生活で触れる音声符号化のいくつかについて紹介する。
11 (実習7)VRMLを用いて、3次元仮想空間の原理と操作方法を体感することで、ヴァーチャルリアリティの持つ可能性と特徴を理解する。
12 (実習8)VRMLの持つ、さらに高度な機能について学習する
13 (実習9)動画コンテンツを編集するソフトウェアの利用法を実習しながら学ぶ。
14 (実習10)課題作成
15 課題提出,補足と総括
その他
教科書 CG-ARTS協会 『入門編 マルチメディア標準テキストブック』 CG-ARTS協会 1999年
参考書 CG-ARTS協会 『マルチメディア 基礎から応用まで』 CG-ARTS協会 2006年 第2版
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 対応場所:講師室,日時:授業後30分から1時間,方法:質問を直接受け付けます.

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