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古典語・古典学1

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科目名 古典語・古典学1
教員名 湯本 泰正
単位数    1 学年 1・2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 古代ギリシア語入門
授業のねらい・到達目標 古代ギリシア語は西洋文明の誕生の地古代ギリシアにおいて用いられた言語であり、この言語についての知識は、西洋文明を理解するための基礎として大変重要である。授業は古代ギリシア語に対する基礎知識の習得を目的とする。
授業の方法 一年間で古代ギリシア語の初級文法を学ぶ。相当煩瑣な語形変化と統語法を短期間のうちに学習しなければならないので、受講生諸君には自発的で持続的な努力が必要とされる。古代ギリシア語の学習の困難さは文法構造の複雑さばかりでなく、古代ギリシア世界についての一般的な知識の欠如にも基づいていると思われるので、授業中その社会・歴史・哲学・文学・文化などについても出来るだけ説明したい。古代ギリシア世界に興味を抱く学生ばかりでなく、広くヨーロッパ文化に関心のある学生の参加を望むが、特に学ぶ意欲のある諸君の参加を期待している。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 下記の教科書を用い、毎週1課ずつ進む予定。ただし2課進む場合もある。
授業計画
1 ガイダンス
2 ギリシア文字の発音とアクセント
3 名詞及び形容詞、定冠詞の変化(その1)
4 名詞及び形容詞の変化(その2)
5 動詞(1):直説法能動相現在及び未来
6 動詞(1):直説法能動相未完了過去及びアオリスト
7 動詞(1):直説法能動相第2アオリスト
8 前接辞と後接辞、疑問代名詞と不定代名詞その他
9 名詞の変化(その3)
10 名詞の変化(その4)
11 名詞の変化(その5)、関係代名詞
12 指示代名詞、強意代名詞
13 形容詞及び副詞の比較
14 母音融合動詞
15 流音・鼻音幹動詞の未来、人称代名詞
その他
教科書 水谷智洋 『古典ギリシア語初歩』 岩波書店 1990年
参考書 Ch. ギロー 『ギリシア語文法 (文庫クセジュ)』 白水社
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、授業参画度(50%)
詳しくは最初の授業時にお話しする
オフィスアワー 授業時前後の講師室。
備考 「古典語・古典学1・2」を通年で受講することが望ましい。

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