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中国現代文学概説1

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科目名 中国現代文学概説1
旧カリキュラム名 現代中国文学概説1
教員名 池上 貞子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 中国語中国文化学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 中国現代文学の全体像と個別作家論
授業のねらい・到達目標 中国現代文学の全体像を把握しながら,個別作家の作品を読み解く道筋を探索する。単に文学史的に作家や作品を羅列して文学潮流をトレースするのでなく,まず近代という時代に生き,同時に近代そのものの実質を構築して行った個々の作家の優れた作品をどのように読むかを考えながら,近代や文学の概念そのものへ思考を深めて行きたい。
授業の方法 基本的に講義形式である。テキストは市販のものを使用せず,プリントを配布する。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 講義中に言及される具体的作品を自分で読み,レポート作成等を積極的に行うことを期待する。なお,内容は必要に応じて変更されることがある。
授業計画
1 清末の中国文学1(厳復,梁啓超,林紓と世界観の変容)
2 清末の中国文学2(翻訳小説のインパクトと近代文学観)
3 五四新文学1(胡適,陳独秀と文学革命)
4 五四新文学2(周作人ほか)
5 魯迅1
6 魯迅2
7 魯迅3
8 魯迅4
9 文学研究会系作家(許地山,葉聖陶ほか)
10 創造社系作家(郁達夫,郭沫若ほか)
11 女性作家の登場(冰心,丁玲ほか)
12 東北作家(蕭紅とディアスポラの文学)
13 1930年代詩人(何其芳,卞之琳ほか)
14 近代演劇とその脚本(曹禺)
15 郷土の想像(沈従文,および郷土文学)
その他
教科書 プリント配布
参考書 授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、レポート(50%)
平常点にはノート提出を含む。
オフィスアワー 授業の前後で対応する。

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