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中国社会研究4

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科目名 中国社会研究4
旧カリキュラム名 中国の思想と社会4
教員名 金 泰昊
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 戴震の『孟子』解釈と朱子学批判
授業のねらい・到達目標 前期の「中国社会研究3」では朱子学とその背景について勉強しましたが、後期は、朱子学に対する批判の一つとして、戴震の『孟子字義疎証』を読みます。
じつは、戴震の批判対象は朱子学に限らず、恣意的な経典解釈一般に向けられたものというべきですが、そもそも儒学経典についての正しい理解、解釈とは何で、どのように可能なのでしょうか。
そして清朝考証学の形成・展開にはまた、どのような社会的要因がその背景にあったのでしょうか。様々な問題点について、清朝考証学の真骨頂による『孟子』概念評釈から考えます。
授業の方法 講読と講義の併行
授業計画
1 ガイダンス
2 『孟子字義疎証』講読
3 『孟子字義疎証』講読
4 『孟子字義疎証』講読
5 『孟子字義疎証』講読
6 『孟子字義疎証』講読
7 『孟子字義疎証』講読
8 『孟子字義疎証』講読
9 『孟子字義疎証』講読
10 『孟子字義疎証』講読
11 『孟子字義疎証』講読
12 『孟子字義疎証』講読
13 理解度の確認(1)
14 理解度の確認(2)
15 まとめ
その他
教科書 使用するテキストについては授業初日に紹介します。
参考書 橋本高勝 『朱子学体系の組み換え――戴震の哲学研究』 啓文社 1991年
村瀬裕也 『戴震の哲学――唯物論と道徳的価値』 日中出版 1984年
安正辉选注 『戴震哲学著作选注』 中华书局 1979年
[清]戴震撰 『戴震集』 上海古籍出版社 1980年
成績評価の方法及び基準 試験(35%)、レポート(35%)、授業内テスト(15%)、授業参画度(15%)
予習・復習、そして授業参画度がすべての評価のモトとなります。是非、自主的な自己管理を心がけてください。

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