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アジアの文化と社会3

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科目名 アジアの文化と社会3
教員名 曽 士才
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ アジアにおける日本の基層文化
授業のねらい・到達目標 日本的な食べ物をあげるとすると、まず頭に浮かぶのが味噌、醤油、納豆ではないだろうか。しかし、これは無意識のうちに西洋を念頭においているからであり、足元のアジアからみると、決してそうとは言えない。この授業のねらいは、学生がアジアにおける日本の基層文化の位置と特性について認識を深めることにある。
授業の方法 講義形式で行う。テーマごとに映像資料を見る。
事前学修・事後学修,授業計画コメント テーマごとに提示する「考えてみよう・調べてみよう」という課題に沿って、授業内容をさらに掘り下げて考察し、その結果をレスポンスシートとして提出すること。
授業計画
1 野菜の履歴書~日本文化の重層性
2 遥かなりイネの道~照葉樹林文化論
3 発酵食品のルーツを求めて(1)~味噌、醤油
4 発酵食品のルーツを求めて(2)~ナレズシ、酒、臭豆腐
5 食事方法とマナー(1)~中国における食事方法の変遷
6 食事方法とマナー(2)~東アジアにおける箸と匙
7 民家の構造と住まいの感覚(1)~日本の民家
8 民家の構造と住まいの感覚(2)~中国各地の伝統民居
9 キモノが生きる世界
10 東アジアの比較説話学(1)~花咲爺の源流
11 東アジアの比較説話学(2)~かぐや姫の故郷
12 信仰と習俗の比較(1)~妹の力とオナリ神
13 信仰と習俗の比較(2)~航海の女神マツォ
14 信仰と習俗の比較(3)~トイレの神様の日中比較
15 まとめ~学習内容の整理とレスポンスシートへの応答
その他
教科書 プリントを配布する。
参考書 授業時に紹介する。
成績評価の方法及び基準 レスポンスシートと期末の課題レポートにより総合的に評価する。(100%)
オフィスアワー 質問は授業の前後で対応する。連絡先はE-mail:soshisai@hosei.ac.jp

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