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英米文学演習2

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科目名 英米文学演習2
旧カリキュラム名 英米文学演習2
教員名 高橋 利明
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ Nathaniel Hawthorne の The Scarlet Letter(『緋文字』)[1850] とアメリカ(人)の 自由と自立
授業のねらい・到達目標 詩人・小説家・評論家の伊藤 整(1905-69) は、『緋文字』について、「自由や幸福を得られないための苦しみ、または嘆きがある時に、我々は、始めてそこに人間が求めている自由の貴重さを知る。また、その自由のために戦うということが、自由を欲する生命そのものの実在を私たちに分からせ、そこで生きている感じを味わうのである」(『改訂・文学入門』)と述べている。この授業のねらいは、作品を丁寧に読み解くことによって、伊藤 整の指摘するこの「社会の秩序と人間の感動」の関係を跡付けながら、アメリカ(人)の自由と自立の問題を考察することである。
授業の方法 章毎に教員が提示した要所について、毎回何人かの学生に音読と読解を発表してもらい、問題点についての議論を深めていきたい。
授業計画
1 『緋文字』関連ビデオ鑑賞(1)
2 『緋文字』関連ビデオ鑑賞(2)
3 Chapter 13 "Another View of Hester"
4 Chapter 14 "The Prison-Door"
5 Chapter 15 "Hester and Pearl"
Chapter 16 "A Forest Walk"
6 Chapter 17 "The Pastor and His Parishioner"
7 Chapter 18 "A Flood of Sunshine"
8 Chapter 19 "The Child at the Brook-Side"
9 Chapter 20 "The Minister in a Maze"
10 Chapter 21 "The New England Holiday"
11 Chapter 22 "The Procession"
12 Chapter 23 "The Revelaton of the Scarlet Letter"
13 Chapter 24 "Conclusion"
14 エッセイ(小論文)の作成準備!
15 まとめと質疑。エッセイ(小論文)の提出!!
その他
教科書 Nathaniel Hawthorne, The Scarlet Letter:John Harvard Belknap Press, John Harvard Belknap Press
参考書 授業時に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(70%)、授業参画度(10%)
15回目に提出のエッセイは、テーマを付けて4,000字程度(A4版横書き・ワープロ)でまとめること。
そして、発表や授業への参加度なども合わせて総合的に評価する。
オフィスアワー 開講時に指示する。

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