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現代イギリス文学演習1

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科目名 現代イギリス文学演習1
旧カリキュラム名 現代イギリス文学演習1
教員名 会田 瑞枝
単位数    1 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 現代イギリス文学に至るまでに長い歴史を有しているイギリス文学史を古英語・中英語の文学から概観しながら、現代イギリス文学を味わうことを目標とします。
授業のねらい・到達目標 本年度は前期(現代イギリス文学演習1),後期(現代イギリス文学演習2)を通してSomerset Maugham の作品を取り上げます。Maughamはその平明な文体、興味深い題材のため親しみやすい作家の一人と言えると思います。前期は短編小説を、後期は長編小説を読むことにより、多才な作家であるMaughamの全体像を検証し、合わせて現代イギリス文学の置かれている状況を考察します。
授業の方法 現代イギリス文学作品を味わうためには、そこに至るまでの長いイギリスの歴史を検証することが必要不可欠です。そのために毎回授業の最初にイギリス文学史を時代順に検討することから始めます。文学作品を味わうためには、原文を正確に読むことが肝要です。毎回受講生に予習に基づいた範囲の文章の内容について発表をしてもらいます。本文の内容がよく理解できない場合は、必要に応じて文法的な説明をして、論理的な思考力を身につけることを目指し、折にふれて原文から汲み取れる登場人物についての心理描写や作品の意図などについて様々な角度から討論します。教科書は最初の作品Episodeから毎回3ペ-ジを読むことを目標とします。授業の最後に次回の範囲を指示しますので、それに従って、予習をして下さい。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 十分な予習が望まれます。イギリス文学を味わうのに必要と思われることについて、適宜プリントを配布します。Maughamについてのテーマを決めますので、レポートを作成し、前記授業の最終日に提出してください。
授業計画
1 現代イギリス文学についてプリントを配布。第一回として古英語・中英語の文学としてチョーサーに至るまでのイギリス文学史を概観します。
2 2.ルネサンスの散文と詩
3 3.演劇の発生
4 4.シェイクスピア
5 5.清教徒革命
6 6.王政復古
7 7.18世紀の散文、詩
8 8.小説の誕生
9 9.ロマン主義時代
10 10.ヴィクトリア朝時代の詩と散文
11 11.ヴィクトリア朝時代の小説
12 12.第二次世界大戦までの小説及び現代イギリス文学
13 「学習内容の整理」
14 「卒業論文を書く際の文献調査方」
15 「総括」 レポ-ト提出
その他
教科書 Somerset maugham , Episode & The Romantic Young Lady , 南雲堂, 2006
参考書 必要に応じて適宜指示します。
成績評価の方法及び基準 平常点(10%)、レポート(20%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%)

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