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解析学1(含演習)

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科目名 解析学1(含演習)
旧カリキュラム名 解析学1(含演習)
教員名 黒田 耕嗣
単位数    3 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 数学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 解析学の基礎となる Lebesgue 積分について述べ, Lebesgue の終息定理, Brown 運動の構成について述べる.
授業のねらい・到達目標 数列の上極限, 下極限の性質から集合の濃度などの基礎的な部分から始め, Riemann積分の不備な点を振り返る.
その上でLebesgue積分の定義について述べる.Lebesgueの収束定理を目標とする. 更にBrown運動の測度論的な構成に
ついて述べる.
授業の方法 講義形式で行うが随時演習を取り入れて行う.
履修条件 微積分の単位を取得していること
事前学修・事後学修,授業計画コメント 解析学の基礎, ε- δ 論法を復習しておくこと.
授業計画
1 実数の集合の sup, inf について
2 数列の上極限と下極限について
3 集合の可算濃度と連続濃度について
4 リーマン積分の定義を振り返る. リーマン積分の不備な点は?
5 Lebesgue 積分とは, σ加法族と測度について,
6 測度(Measure)の性質について, 測度空間の構成について
7 Lebesgue 積分の定義について
8 Lebbesgue 積分の性質について
9 Lebesgue の収束定理について
10 離散空間の情報構造について
11 確率過程とは何か?, Brown運動の測度論的構成について
12 Brown運動の性質1
13 Brown運動の性質1I
14 まとめ1
15 まとめ2
その他
教科書 黒田 耕嗣 『経済リスクと確率論』 日本評論社 2011年 第1版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、演習(50%)

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