気候気象学実習１

授業テーマ	気候気象解析の基礎理解
授業のねらい・到達目標	気候気象解析の基礎事項について理解を深める。「気象予報士試験」の主として実技対策として有効な事柄を身につける。「卒業テーマ研究」がスムーズに開始できるように応用力を身につける。プログラム「地球システム科学科」の学習・教育目標「(D)専門技術」に寄与する。
授業の方法	地上天気図・高層天気図のWeb情報を活用し，作図・解析・考察する。気象予報士に関わる大気現象の諸特性と因果関係を学び，作図・解析・考察する。「卒業テーマ研究」につながるGMT作図技術ならびにFORTRANプログラミング技術の基礎をコンピュータを用いて習得する。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	前回以降に行った内容のまとめを含む。

授業計画
1	ガイダンス・地上天気図作成 ―気圧配置と天気の関係―
2	高層天気図の見方（１） ―渦度と鉛直Ｐ速度―
3	高層天気図の見方（２） ―静力学平衡―
4	高層天気図の見方（３） ―温度風―
5	GMTによる作図法（１） ―GMT入門・簡単な作図実習―
6	GMTによる作図法（２） ―実際の気象データを用いた簡単な作図実習―
7	GMTによる作図法（３） ―実際の気象データを用いた作図実習―
8	GMTによる作図法（４） ―マスキングの方法とGMTのまとめ―
9	FORTRANの基礎（１） ―入出力と簡単な計算―
10	FORTRANの基礎（２） ―判断と飛び越し－
11	FORTRANの基礎（３） ―繰り越し―
12	FORTRANの基礎（４） ―配列―
13	FORTRANの基礎（５） ―サブルーチン―
14	FORTRANの基礎（６） ―気象データ解析―
15	FORTRANの基礎（７） ―まとめ―

その他
教科書	なし
参考書	随時紹介する。
成績評価の方法及び基準	レポート(40%)、授業内テスト(40%)、授業内課題(20%) ＜達成度評価基準＞ (1)地上天気図の基礎を理解し，作図・解析できるようなったか。（1） (2)高層天気図の基礎原理を理解し，読図・解析できるようになったか。（2-3，7） (3)GMTの基礎的な事柄を理解し，その応用による作図ができるようになったか。（4-6，8） (4)FRTRANの基礎的な事柄について理解し，実際にプログラムが組めるようになったか。（9-15） ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号
オフィスアワー	随時　（８号館　8A-415室　または８号館　8A-312室）