リモートセンシング（含実習）

授業テーマ	地理学へ衛星画像を応用するための画像処理技術の習得
授業のねらい・到達目標	情報公開されている各種の衛星画像をフリーソフトを用い、PCで処理解析し判読する。人文、都市地理学をはじめ地理学諸分野への種々の利用法について考察し理解を深める。
授業の方法	最新資料やPC、プロジェクター等を活用する。受講に際して、毎回主体的に取り組んでいくことを心掛けてもらいたい。課題は（レポート）ノート提出する。

授業計画
1	ガイダンス（講義と実習について、教科書・参考書の紹介等）
2	衛星画像情報の基礎
3	Web（NASA、JAXA等）に見る地表の変化（都市、農業）
4	Web（USGS等）に見る地表の変化（自然地理、人間との関わり）
5	データの取扱い、読み込み、地図との位置補正
6	衛星画像情報の処理（人文、都市地理学を例に）
7	衛星画像情報の解析（人文、都市地理学を例に）
8	偵察衛星、高分解能衛星画像の利用（都市地理学研究への応用）、GISとの統合
9	現地調査の方法（衛星画像の現地における調査法）
10	土地被覆の変化（都市域の拡大、中国大陸と本邦を例に）
11	土地被覆の変化（農業、耕作収量の予測、米国とロシア等）
12	防災・環境への利用（東日本大震災、都市防災等を例に）
13	理解度･到達度の確認（授業内テスト）、ノート提出
14	提出ノートの講評、返却、課題についての整理まとめ
15	補足と総括：都市地理学における衛星画像の利用

その他
教科書	田中邦一・山本哲司・磯部邦昭『フリーソフトを用いた衛星画像解析入門　』古今書院 2012年
参考書	田中邦一・青島正和・山本哲司・磯部邦昭『フォトショップによる衛星画像解析の基礎』古今書院 2007年第2版掲示の教科書・参考書両方使用いたします。
成績評価の方法及び基準	レポート(30%)、授業内テスト(70%) 授業内テスト（70％）、提出（レポート）ノート（30％）を総合的に勘案して評価する。達成度評価基準　　括弧内の数字は授業計画内の講義番号・衛星画像データの基礎、処理・解析方法について理解する（1－7）・地理学諸分野における衛星画像の利用について理解する（8－15)
オフィスアワー	授業終了後、講師室にて30分程度
備考	受講生の理解度にあわせて上記計画を変更することがある