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ドイツ文化研究1

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科目名 ドイツ文化研究1
教員名 有泉 泰男
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ ミンネザング(あるいはミンネ)の諸相
授業のねらい・到達目標 「恋愛、この12世紀の発明…」と歴史家シャルル・セニョボスの書いたのは20世紀初頭のことで、それ以降13世紀半ばまで、ヨーロッパ各地では、途切れることなく、主として男性の詩人によって真実味を帯びてはいるものの、実際は架空の「愛」の歌が様々なスタイルでもって語り歌われた。この授業では主としてドイツの戀愛歌(ミンネザング)の様々な形式、そして内容について考察する。
授業の方法 「ミンネザングの春」に伝え残されているミンネザングを適宜選択して読み、それらの歌謡について、これまでどのような研究がなされてきたのか紹介していく。
授業計画
1 ドイツ中世、12-13世紀について概略的に説明
2 ミンネザング読解(キューレンベルク、1)
3 ミンネザング読解(キューレンベルク、2)
4 ミンネザング読解(キューレンベルク、3)
5 ミンネザング読解(ディートマル・フォン・アイスト、1)
6 ミンネザング読解(ディートマル・フォン・アイスト、2)
7 ミンネザング読解(ディートマル・フォン・アイスト、3)
8 ミンネザング読解(ハインリヒ・フォン・モールンゲン、1)
9 ミンネザング読解(ハインリヒ・フォン・モールンゲン、2)
10 ミンネザング読解(ハインリヒ・フォン・モールンゲン、3)
11 ミンネザング読解(ラインマル・フォン・ハーゲナウ、1)
12 ミンネザング読解(ラインマル・フォン・ハーゲナウ、2)
13 ミンネザング読解(ラインマル・フォン・ハーゲナウ、3)
14 ミンネザング読解(「ミンネ」概念の変遷)
15 まとめ
その他
教科書 ミンネザング読解のためのテキスト(プリント)は授業時に配布
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)

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