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ドイツ文学演習3

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科目名 ドイツ文学演習3
教員名 大羅 志保子
単位数    1 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ ドイツ語圏現代作家とカフカ受容
授業のねらい・到達目標 プラハ生まれのフランツ・カフカ (Franz Kafka 1883-1924) ほど、いまだに学術の俎上に載せられている作家も稀である。あるときは精神分析学的に、あるときはマルクス主義的に、あるときは実存主義的にといったぐあいに、限りなく多様な視点から検討され、釈明され、反論されてきた。ドイツ語圏のみならず世界の著名な優れた作家たちは、ほとんど例外なくこのカフカに魅了され、自己の作家としての生成過程でカフカと対決してきた。本授業では、ドイツ語圏現代作家のカフカ受容を、特にペーター・ハントケとトーマス・ベルンハルトに照準を合わせて考察してみたい。
授業の方法 ガイダンス時、または、授業の進行状況に応じて適宜教材をプリント配布します。受講者は、テキストの音読も含め充分下調べをして授業に臨んでください。各自に発表してもらいます。
授業計画
1 ガイダンス: 授業の進め方についての説明と、受講者の研究テーマについて話してもらいます。
2 Einleitung
3 Einleitung
4 Erste Phase der Kafka-Rezeption
5 Erste Phase der Kafka-Rezeption
6 Rezeption bis Ende des Zweiten Weltkrieges
7 Rezeption bis Ende des Zweiten Weltkrieges
8 Zusammenfassung
9 Zusammenfassung
10 Das Kafka-Problem
11 Das Kafka-Problem
12 Kafka-Rezeption: Peter Handke
13 Kafka-Rezeption: Peter Handke
14 使用教材の購読並びに検討・熟考により、授業テーマについて得られた見解を纏めてもらいます。
15 補足と総括
その他
成績評価の方法及び基準 平常点(80%)、授業参画度(20%)
平常点とは、授業に備えての予習や授業時の発表の総合評価のことです。
オフィスアワー ドイツ文学科事務室に申し出てもらい、面談日を決めます。

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