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日本教育史特論4

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科目名 日本教育史特論4
教員名 小野 雅章
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 教育学専攻
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 教育史研究の史料と方法論に関する基礎的考察
授業のねらい・到達目標 教育史研究にとって史料は、必要不可欠の要素である。そして、何を史料とし、それをどのような視点や角度で分析するのか(方法論)も、優れた教育史研究を進めるうえでの必須の課題である。本授業では、教育史研究における史料とその保存状況、および最近の教育史研究の方法論について考察することにより、受講生が教育史研究の基礎的素養を身につけることをねらいにする。
授業の方法 講義形式の授業を中心にするが、適宜注目すべき論文や史料目録などを読み合わせなどを加えたい。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 教育史、あるいは歴史的方法を加味した修士論文や学術論文を執筆する院生を前提に授業計画を立てている。
授業計画
1 授業の概要と参考文献の紹介
2 国立国会図書館と教育史史料1--図書・雑誌について
3 国立国会図書館と教育史史料2―-議事録・憲政資料室所蔵史料について
4 国立教育政策研究所付属図書館と教育史史料1―-図書・雑誌について(教科書コレクションを中心に)
5 国立教育政策研究所付属図書館と教育史史料2―-旧教育史料調査室収集史料について)
6 国立公文書館と教育史史料(旧内務省・旧文部省関係資料について)
7 都道府県立図書館・公文書館と教育史史料1(行政文書と教育史研究概説)
8 都道府県立図書館・公文書館と教育史史料2(行政文書の保存状況について)
9 学校所蔵文書と教育史研究1(大学アーカイブスと教育史研究概説)
10 学校所蔵文書と教育史研究2(大学アーカイブスと教育史研究各説)
11 学校所蔵文書と教育史研究3(初等・中等教育機関所蔵文書と教育史研究概説)
12 学校所蔵文書と教育史研究4(初等・中等教育機関所蔵文書と教育史研究各説1―-松本市開智学校所蔵史料)
13 学校所蔵史料と教育史研究5(初等・中等教育機関所蔵文書と教育史研究各説2―-諏訪市高島小学校所蔵史料)
14 補論(前近代の教育史史料に関する基礎的考察)
15 まとめ
その他
教科書 使用せず。担当者が資料(レジュメ)を用意する。
成績評価の方法及び基準 平常点(60%)、授業参画度(40%)

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