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哲学特殊講義3

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科目名 哲学特殊講義3
教員名 三平 正明
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 論理形式の分析
授業のねらい・到達目標 論理をめぐっては、興味深い問題がいろいろあります。例えば、 結論が前提から「必ず」出てくるというときの、論理の「必ず」は、他の種類の「必ず」とどこが違うのか、また、その違いは何に由来するのか、などなど。こうした問題に関心をもってもらうために、この授業では、日本語や英語の文の論理形式を分析していきます。そして、妥当性、真理関数、条件法、量化、必然性といった重要な概念の理解を深めるとともに、そこに見出される哲学的問題を少しずつ考えていきます。それによって、論理の哲学の入門を果たすことが、この授業の目標です。
授業の方法 半分講義、半分演習になります。セインズブリー『論理形式:哲学的論理学入門』をもとにして、プリントや資料を配布します。その内容を解説した後、プリントに付された問題を解いたり、考えたりします。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業終了時に出される課題を解いて、次回の授業時に提出してください。
授業計画
1 命題論理の言語1
2 命題論理の言語2
3 述語論理の言語1
4 述語論理の言語2
5 述語論理の言語3
6 解釈と妥当性1
7 解釈と妥当性2
8 全称量化と存在量化
9 同一性
10 名前と記述
11 数形容詞
12 存在仮定の問題1
13 存在仮定の問題2
14 構造的多義性
15 授業内試験と解説
その他
教科書 なし。プリントや資料を配布します。
参考書 Logical Forms : An Introduction to Philosophical Logic, Blackwell, 2001, 2 edition
飯田隆 『言語哲学大全1 論理と言語』 勁草書房 1987年
戸田山和久 『論理学をつくる』 名古屋大学出版会 2000年
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 金曜日午後、哲学科事務室にて。

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