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東洋史特講2

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科目名 東洋史特講2
旧カリキュラム名 東洋史特講2
教員名 楠木 賢道
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 清朝後期の政治と社会
授業のねらい・到達目標 1911年の辛亥革命、1912年の清朝の滅亡を所与のものとして考えるのではなく、内陸部と沿海部の格差、民族問題、外国の侵略に対応するために清朝が自らを変革しつつ、どのように乾隆朝の盛世から一世紀余りも、存続しえたのか、という視点から、清朝後半の歴史を講義する。
歴史を、結果を知っている現代人の視点から考えるだけではなく、その時代を生きた人々の視点、同時代の隣人の視点から、考察することにより、豊かな歴史観を涵養することを目的とする。
授業の方法 講義形式
履修条件 前期(東洋史特講1)と併せて履修することが望ましい
授業計画
1 清朝とは何か?乾隆朝の盛世
2 マカートニー使節団と嘉慶白蓮教の乱
3 アヘン戦争とその背景
4 『海国図誌』と幕末の日本の開国
5 太平天国の乱と捻軍
6 アロー号事件と第二次アヘン戦争
7 明治政府の琉球処分問題と台湾出兵
8 ムスリムの大反乱とイリ条約、新疆省の設置
9 清末の経済と社会
10 洋務運動
11 清仏戦争と台湾省の設置
12 日清戦争と清国留学生
13 戊戌の政変と義和団事変
14 授業到達度の確認
15 清朝の滅亡とまとめ
その他
参考書 岡田英弘・神田信夫・松村潤 『紫禁城の栄光』 講談社学術文庫 2005年 第1版
吉澤誠一郎 『清朝と近代世界』 岩波新書 2010年 第1版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
授業内テスト(70%)・出席(30%)
授業14回目に行う授業内テストは、授業中配布する資料及び自筆のノートのみ持ち込み可
オフィスアワー 授業終了後に声をかけてください。

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