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映像文化論

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科目名 映像文化論
教員名 松本 正道
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 映画を中心とした映像史の概観
授業のねらい・到達目標 19世紀の末に誕生し、20世紀を代表する芸術へと発展した映画は、どのような歴史を歩んできたのだろうか。本授業は、映画の誕生から第二次大戦後の現代映画の登場にいたる映画映像史をたどることで、映像言語の基本的な構造を理解する能力を養うことを目標とする。
授業の方法 映画・映像史的に重要な作品のワン・シークエンスをビデオグラムで鑑賞しながら、それを解説する形式で授業をすすめるつもりである。なお、期間中に、日本の若手映画作家について考える機会を設ける予定である。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 特に予備知識は必要としないが、授業内で上映される映画のワン・シークエンスを集中して鑑賞すること。
授業計画
1 ガイダンス
2 映画の誕生 エジソン/リュミエール/メリエス
3 映画文法の黎明 E.ポーターと初期グリフィス
4 D.W.グリフィスと映画話法の確立
5 表現派と1920年代のドイツ映画
6 ロシアにおけるモンタージュ理論の展開と実践
7 マック・セネットとアメリカのサイレント・コメディ
8 アベル・ガンスとフランスのアヴァン・ギャルド映画
9 トーキーとミュージカル映画の誕生
10 1930年代のアメリカ映画
11 詩的レアリスムと1930年代のフランス
12 日本映画の歩み(サイレントから第二次世界大戦前夜まで)
13 第二次世界大戦と映画 (その1)
14 第二次世界大戦と映画 (その2)
15 補足と総括
その他
教科書 なし
参考書 授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(80%)
授業内レポートを参考にしつつ期末レポートで評価する。
オフィスアワー 質問等は、授業終了後の30分間、教室で受け付ける。
備考 受講期間中、一度は東京国立近代美術館フィルムセンターなどで古典映画を大スクリーンで鑑賞することが望ましい。

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