現代日本語学１（社会言語学）

授業テーマ	「方言」からみた日本語社会
授業のねらい・到達目標	この講義では、近代以降の日本語社会における｢方言｣の位置づけの変遷について考えていきます。「方言」という視点から日本語社会の変遷をたどり、文化やメディアとのかかわりについて考察していくことになります。言語という視点から社会をとらえる方法の獲得を目指します。
授業の方法	講義が中心ですが、ほぼ毎回取り扱ったトピックに関連した小課題を課します。終盤は、授業の中で、最終課題のレポートの作成に取り組みます。講義で扱ったトピックから受講者自身がもっとも関心をもったものを選択し、段階を経つつ最終課題としてのレポート作成をしていきます。

その他
教科書	教科書は指定しない。適宜印刷教材を配布する。
参考書	田中ゆかり『｢方言コスプレ」の時代－ニセ関西弁から龍馬語まで－』岩波書店 2011年木部暢子他『方言学入門』三省堂 2013年主要な参考図書は初回ガイダンス時に、各回に関連したものについてはその回で紹介します。
成績評価の方法及び基準	平常点(50%)、レポート(50%) 平常点には出席状況、討議等への参加状況、小課題への取り組みやその内容を含む。
オフィスアワー	授業中に知らせる。
備考	（１）授業専用のメイリングリストを立ち上げ、課題の提出や討議などを行う。各自登録用のPCアドレスを取得しておくこと。（２）授業内にPCを用いたweb検索や課題作成などを行う。アカウントとパスワードを持参のこと。（３）授業トピックに基づく毎回の小課題を自分の問題として考えるようにしていると、最終課題の作成にスムースに移行するだろう。

現代日本語学１ （社会言語学）