中国語リーディング３

授業テーマ	張愛玲「童言無忌」を読む
授業のねらい・到達目標	中国語圏における現代文学とりわけ女性作家の文学には張愛玲（1920-95）の影響が大きいと言われる。この授業では彼女の文学の特徴がよく表れているエッセイ「童言無忌」を丁寧に解読することによって、作者の文章技法の特徴や精神のありよう・機知を理解するだけでなく、書かれた時代背景や文学状況、文学史的位置づけについても知識を深める。
授業の方法	まず学生が予習の成果として、自分の解読を発表し、その後教師がコメントするとともに、他の受講者の発言も求める。それらを集約して、最終的な解読を確認して、次につなげる。
履修条件	「中国語リーディング１・２」「中国語ライティング１・２」「中国語スピーキング１・２」「中国語リスニング１・２」の中から2科目2単位以上修得済みであること。自身の中国語力向上に意欲的であること。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	毎回、その場で解読を当てるか、あるいはそれに対する発言を求めるので、必ず予習すること。なお、授業計画は必要に応じて変更することがある。

その他
教科書	プリント配布
参考書	『張愛玲　愛と生と文学（池上貞子）』東方書店 2011年授業の中で必要に応じて提示する。
成績評価の方法及び基準	試験(30%)、平常点(50%)、授業参画度(20%) 基準を参考に総合的に評価する。
オフィスアワー	月曜日１２：３０から２０分間、本館２Ｆの講師室にて対応する。